オオカミの遠吠え通信

限りなくブラックに近いグレー。

t-squareのライブで、こんなことを考えていた

今回もまた、一人でライブに行った。

開演前の無神経なお喋りに苛立ちながらも、やはり自分は一匹狼なのかなと痛感しながら。

それでも他愛のないお喋りならまだ我慢が出来る。

煩いだけだから。

不快なのは、あのライブはどうだっただの、あのアルバムはどうだっただの、如何にも自分は彼らのことを深く理解していますよと言わんばかりの口振りで喋りだす輩だ。

以前は男性が多かったが、近頃は女性にもその傾向が見られるようになった。

予備知識の乏しい相手には有り難い情報かもしれないが、正直そういった話はプライベートな場でしてくれと小一時間説教したくもなる。

ま、聞こえない振りをするしかないけど。

さて、予定の時刻を少し過ぎた頃、漸く待ちに待ったライブが始まった。

薄々気づいていたけど、どうやら初日(場所は当然異なる)にも参加していたらしく、「???」と感じた反応もちらほら。

ライブを盛り上げる為とはいえ、最近はあの曲にあんな反応をするのね?と戸惑ってしまった私。

一応、去年もライブには来ているけれど、こんな反応は一切なかったよ。

他にも「…まじっすか?」と思う反応があって、でもステージ上で煽られたらノルしかないっしょ。

何れも自然発生的に生まれたものだろうし、矯正される訳じゃないから気にはならない。

寧ろ積極的に参加したくなるから不思議。

で、ライブ中に私はこんなことを考えてた。

昨日のライブでも、全ての人が立ち上がる訳ではないし、全ての人が同じ反応を示す訳でもない。

私を含め、既に若くない人は無闇に立ち上がることは好まないし、体力的にしんどい場合もある。

良い意味で「自分が楽しくなければ」反応しないことも出来るのだ。

決して演者を楽しませる為ではなく、自分が楽しむことを優先する。

立ち上がりたいと感じた時は立ち上がるし、そこまで気持ちの盛り上がりがなければ座ったまま。

古参のファンが威張りくさることもなければ、新参者が肩身の狭い思いをすることもない。

共通項は「彼らの音楽を楽しみたい」ことだけだ。

曲によっては拳を振り上げることもあるし、軽くジャンプすることもある。

でも、「お約束」じゃないよ。

自分たちが一緒に楽しみたいからやっているだけ。

これがアイドル系となると話は別で、それこそ「お約束」を守らないと何を言われるかわからないし、盛り上げが足りないと「もっと○○を喜ばせないと」といった趣旨のツイートがSNS上で拡散されたりする。

いや、楽しませるのは演者であって、そこに足を運んだ私達じゃないから。

もっと極論をいえば、アルバム一枚も聞いていないライトなファン(というか、付き合いで来ただけというか)であっても「今日は最高のライブだった」と思わせるだけのパフォーマンスを見せるのが筋だと考えている。

それはt-squareのライブもそうだし、過去に何度も足を運んだカシオペアのライブもそう。

特にカシオペアは何一つ知らない状態で足を運び、帰る頃にはCDを購入していたほど。

ああいう経験をしてしまうと、わざわざ予習するのが馬鹿らしくなるし、それを強要されると不快感すら覚えてしまう。

まっさらだっていいじゃん、って本気で思うのだ。

…こういうことを考えているから、基本一匹狼なんだろう。

決してつるむことが嫌な訳ではなく、寧ろ友達と過ごす時間がとても楽しいと感じる方だけど、ライブや格闘技観戦(最近、ご無沙汰!)となれば一人の方が気が楽だし、どうせなら終わった後に合流するのが理想的なのだろう。

それにしても昨日のライブは最高だった。

あまりの楽しさに、つい次のライブの先行予約を申し込んでしまった。

私にとっては或る意味遠征。

会場までのルートを確認した上、これなら参加可能と判断した上での先行予約だけど、無事チケットが確保出来るといいな。