オオカミの遠吠え通信

限りなくブラックに近いグレー。

護られている、と本気で思った。

いつものように、私は駅に向かって歩いていた。

体調は今一つだったが、病院に行くほどでもない。

週末に静養すれば…と考えていたら、急に足元がふわふわしてきた。

そう、ふわふわ。

歩いているのに実態がない。

流石にヤバイと思い、少しだけゆっくり歩いた。

大地を踏みしめるイメージで、出来る限りゆっくりと。

やがて最悪の事態を避けられたことに気付いた。

実態が戻ってきたのだ。

私は歩いている、と思うのと同時に、よく倒れなかったな、と思った。

目眩とは違う、何とも言えない違和感。

これは要注意だぞ、ということで、階段の昇降は手摺を利用した。

倒れたらシャレにならないし。

それにしても、あの違和感は何だったのか。

取り敢えず今は元気です。

無理はしないけど。