オオカミの遠吠え通信

限りなくブラックに近いグレー。

外見だけでは何もわからない

第一印象だけで相手の本質を読み取る。
そんな夢のようなことが出来るならば、どれ程楽なことか。
勿論あながち間違えではないだろうし、それなりに経験を積めば相手の人となりを推測することは出来るだろう。
けれど、中には(無意識のうちに)相手を攪乱する人もいる訳で。
それ故、物事には「絶対」の二文字など存在しない。
一例をあげよう。
私は典型的な協調タイプであるが、フリルのついたドレスは苦手である。
決してストレートな体型ではないが、どちらかといえばシンプルなデザインを好み、色も発色の良いものが好きだ。
具体的には鮮やかな赤や紫、オレンジなどを好んで取り入れる。
苦手なのは白。
病人になるので、極力身に着けない。
幾何学模様のシャツが好きで、若い頃は毎日のように着用していた。(制服のある会社に勤めていた)
流石に足元は黒が多いが、可能であれば赤や黄色のカラータイツを積極的に取り入れる。
アクセサリーはゴールド派。
鞄は機能性を重視し、現在持ち歩いているのもメンズ仕様の鞄。
因みに、今日の服装はグレーのジャケットにトレーナー。ピンクのカーディガンにベージュのスカート。黒いタイツにスニーカー。濃紺の鞄を持ち歩いている。
そんな私が買い物をする為にお店に立ち寄ったとする。
販売員であるあなたはどういった対応をすべきだろうか。
協調タイプ向けの接客か、はたまた決断タイプ向けか。
間違っても堅実タイプ向けの接客を受けることはないだろうし、創造タイプ向けの接客も考えにくい。
カラータイプの知識が皆無であれば「普段通りの接客」をするだろうし、知識があれば「協調タイプに響く言葉(若しくは決断タイプに響く言葉)」で接してくれるだろう。
でも、本音を言えば「どれも響かない」。
基本単独行動を好むせいか、必要以上に話しかけられること自体がストレスになるのだ。
逆に、絶妙なタイミングで話しかけてもらうと「この人から購入したい」と本気で思う。
このように「人を選ぶ」辺りは典型的な協調タイプだけど、外見だけでは読み取れない筈。
事実、カラータイプの知識を持ち合わせた人でさえ「本当に協調タイプ?」と言うのだから。
(でも、協調タイプです。それも典型的な。)