オオカミの遠吠え通信

限りなくブラックに近いグレー。

新書を眺める

時間に余裕があったので、駅近くの書店による。
お目当ては新書。
正直、内容が薄っぺらい印象がある。
いや、中身はチェックしていない。
タイトルだけで読む気が失せたのだ。
天邪鬼な私は帯を信じない。
華やかな表紙も信じない。
余計な装飾のない言葉。
それでいてテーマが明確なものを私は読みたい。
一年後には古臭くなる文章よりも、五年経っても考えさせられる文章が良い。
その点、「サイコパス」は興味深かった。
慎重に言葉を選びつつ、自身の考えを述べていく。
そこには学問の裏付けがあり、その上での推測がある。
サラッと読めるけれど、実は何度も繰り返し読まないと理解出来ない内容。
こういう新書こそが購入に値するのだ。
少なくとも私には。
雑誌の延長線にあるような新書もテーマによっては必要だろう。
けれど、この時期じゃないと売れないであろう新書を見ると、何だか悲しくなるのだ。
新書って、そんなに簡単に出版出来るものなの?、と。
それでも、私は新書をチェックする。
時折心を揺さぶるテーマに出会えるから。