オオカミの遠吠え通信

限りなくブラックに近いグレー。

「商品購入」という名の契約

今朝、ある雑誌を購入する為に近所のコンビニに行く。
最寄のコンビニは他にあるが、一応ポイントカードを所持しているので違うコンビニに。
品揃えは普通。
住宅街ではあるが、若者が少ないのか、商品構成に魅力がない。
第一、第二の目的であるキリンメッツ(コーラ以外)がひとつもない。
仕方なく雑誌のみを手にしてレジに向かう。
誰もいない。
厳密には控え室でお喋りしていたのだ。
取り敢えず、声をかける。
少しだけ反応をみる。
一向に出て来ない。
次の瞬間、私は雑誌を持ったまま陳列棚に歩いていた。
と同時に、レジに店員が戻ってきたが、私の知ったことではない。
最早此処には用事がないのだ。
 
私が入店した時点では、まだ双方に利害関係は発生していない。
私が商品を買うか否かは未定であり、店員の役目としては「怪しい動き」をしていないか否かを観察すること。
次に、私が商品を手にする。
この時点では「仮契約」が発生する。
まだ会計は済ませていないものの、かなりの確率で購入すると考えられるから。
当然、レジで会計を済ませた時点で「売買契約」が成立する。
即ち、私がレジに向かった時点でほぼ契約は成立する筈だったのだ。
しかし、レジには誰もいない。
気付かなかったのかな?と思い、声はかけた。
けれど、反応がない。
たった一言、直ぐに行きますと応えていたなら、私は踵を返すこともなかっただろう。
現実はそうでなかった。
店員の不注意とはいえ、彼女は販売の機会を失ったのだ。
 
さて問題の雑誌はどうしたかといえば、違うコンビニにて無事に購入した。
実はそれなりに混雑していたが、それを緩和する為きちんと店員は動いていた。
ただそれだけのことでも印象は違ってくる。
問題のコンビニに行くことは当面ないだろう。