オオカミの遠吠え通信

限りなくブラックに近いグレー。

少しは歌詞の意味を考えた方がいい。

決して堅実タイプとは言えない私だが、実は保守的な考え方をしている。
若かりし頃に出席した結婚披露宴の余興で、いきなり「お嫁サンバ」を歌い出した新婦の友人達を見た時の衝撃は今も忘れられない。
決して嫌いではないし、カラオケの席で誰かが歌う分には何ら問題はない。
しかし、結婚披露宴となれば話は別。
歌詞を知る者としては、「コレは駄目でしょう」と突っ込みを入れたくなる。
一方で、二次会の席とはいえ、「空港」を歌い上げた強者がいたと聞く。
余程不本意な別れ方だったのだろう。
新郎に対する嫌がらせとして歌ったそうだ。(しかもウエディングドレス姿で!)
無論、非常識な行為であることは言うまでもない。
さて、買い物帰りに商店街を歩いていると、聞き覚えのあるフレーズが。
どうやら「愛を叫べ」が流れていたらしい。
私が聞いたのは最後のフレーズで、一瞬耳を疑ってしまった。
空耳だったのだが、「おめでとう  俺たちのトゥルーラブ」が「俺たちのグッドバイ」に聞こえたのだ。
流石にコレはないでしょう…ということで、帰宅後に歌詞を確認した次第だが、それにしても披露宴の席で歌うには問題がある。
まず、歌詞の意味。
直訳すると「真実の愛」となることに皆さん気付いているのか。
披露宴に出席して余興をする間柄だ、やましいことはないのだろう。
それはわかっているが、それでも「俺たちのトゥルーラブ」と歌われては気持ちの良い話ではあるまい。
保守的な人の中にはあらぬ誤解を抱く人も出てくるかもしれない。
例え新婦の好きな曲であっても、それを高らかに歌い上げるのは新郎に対して失礼だし、避けた方が無難だろう。
ところが、世間の人はそうじゃないらしい。
新しいウエディングソングとして是非とも使いたいと考える人が少なくないとか。
それだけ歌詞の意味に無関心なのだろう。
嘆かわしい限りだ。
因みに、私が結婚した際には余興で「天城越え」を歌いたいという人が現れ、慌てて断った記憶がある。
敢えて歌詞には触れないものの、アレは披露宴では歌ってはいけない曲の一つである。