オオカミの遠吠え通信

限りなくブラックに近いグレー。

「坊っちゃん」を読み始めている。

坊っちゃん」を読み始めている。

多くの人がそうであるように、私もまた、遠い昔に教科書で読んだ程度。

正直ストーリーすら覚えていない。

尤も、今の自分だからこそ面白いと感じるのだろうが。

それはともかく、今回私が選んだのは電子書籍

偶々ダウンロードしていたものがあり、比較的読み易い大きさの文字だったのだ。

とはいえ、ページをめくるのに若干戸惑うところがある。

普段はkinoppyを使っているが、今回のアプリは夏目漱石に特化したもの。

名作揃いな点は有難いが、使い勝手が今一つなのだ。

それでも、ストーリーそのものが魅力的だからついつい読み耽ってしまう。

不思議なことに、山嵐とか赤シャツ、うらなりといったあだ名はしっかり記憶していたのだな。

確かこの人物は信用ならないな…などと思いつつも読み進めるのは楽しいひと時。

と同時に、今更これを映像化するのは無理があるとちゃうか?とも思ってしまった。

時代背景が違い過ぎるし、今時ここまで真っ直ぐな青年が存在するとは思えない。

となれば、現代風にアレンジされることだろう。

原作の良さが残れば良いが、多くの場合がそうであるように、似ても似つかぬもの(私が知る限りでも相当数ある)になる嫌いがある。

なまじ予備知識があるだけに、冒涜とも思える脚色に憤りを隠せない。

ま、私は見ないけど。(おい!)

そんなことを考えながら、ひたすら漱石を読む。

漸くこの作品の面白さがわかる年齢になったのかも。

VIA @writing_force

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