オオカミの遠吠え通信

限りなくブラックに近いグレー。

所詮、私達は奴隷。

私達は奴隷。
誰かに命ぜられた訳でもないのに、気が付いたら忠誠を誓う。
その癖文句も言うけど、離れることの出来ない奴隷。
ご主人様は罪深くて、私達のことなど何も知らない。
ただ、純粋な気持ちで受け止めてくれる。
内心ヘドが出るとおもっているだろうけど。
何故こんなに夢中になるのか、理解出来ないだろうけど。
たちが悪いのは、ご主人様はを管理する人達。
彼らにとって、ご主人様は商品の一つ。
群がる群衆に分け与えるだけ。
それこそ素肌をさらさせて、けれど触れることは許さない。
常に飢餓感を煽られ、私達は課金する。
それこそが忠誠の証しと信じて。
時に疑念を抱いたところで、私達は逃げられない。
それがわかっているから、奴等は強気なのだ
そうして、今宵も私達は踊る。
金蔓としか思わない輩の掌の上で。