オオカミの遠吠え通信

限りなくブラックに近いグレー。

それは道徳違反ですか

あるブログ記事に憤りを覚えている。
その内容は、紅白歌合戦における演出についてなのだが、とにかく内容が酷い。
曰く、歌やダンスがレベルダウンしているのに、演出にばかりお金をかけるべきではない。
曰く、××が演出を担当する限りはモラルが低下する一方。
曰く、全員の総意なら情けない。
曰く、ファンであることが恥ずかしい。
こういった内容を、閲覧者限定で公開している。
コメント欄にも演出の過剰さを嘆く声ばかりで、だったら堂々と表舞台で言えよ!と叫びたくなる。
いや、迂闊に公開した時の炎上を恐れて閲覧者限定としたのだろうが。
此処まで読んだ時点で、あなたの中にはあるアイドルのイメージが浮かんでいることだろう。
そう、そのアイドルの話だ。
最初にこの記事を読んだ時、あまりの酷さに身体が震えた。
まず第一に、××と呼び捨てにし、その演出(文面から察するところ、コンサートの演出にも不満があるらしい)を完全否定、しかもモラルが低下していると断言したこと。
次に、ファンであることが恥ずかしいと発したこと。
どうやら自分が思うような演出にならない点に強い不満があるらしく、本人達の為と言いながら好き勝手なことを書き連ねている。
癪に触るので、取り急ぎ「モラル」の意味を辞書で調べてみた。
どうやら道徳のことらしい。
では道徳とは何か。
新明解国語辞典で調べたところ、社会生活の秩序を保つために、守るべき行為の規準とある。
百歩譲ってフライイング演出が××さんの提案としよう。
客席まで飛ぶことに異論があるのは理解出来るが、正直あれがモラル違反となるのだろうか。
あくまでアイディアの一つに過ぎず、例え本人が希望しても他のスタッフを説得出来なければ実現出来ないことは子供でもわかるだろう。
まして、NHKだ。
一個人のアイディアがすんなり通る筈もなく、恐らくは番組側からの要望に応える形で練られたものだろう。
批判するなら、寧ろNHKの方だ。(そういう度胸はないだろうけど)
何れにせよ、とてもじゃないけどファンであると公言出来ないならさっさとファンなどおやめなさい、と私は言いたい。
因みに私は、その演出を純粋に楽しめる「低レベルの」ファンである。