オオカミの遠吠え通信

限りなくブラックに近いグレー。

iPhone5cのブルーが欲しかった。(駄)

家電量販店の店頭にて、iPhone5cを見る。
機種変更の予定はないものの、やはり実物を見ると気持ちは揺れる。
キッチュだけど、ポップな色合い。
少しだけ丸みを帯びた本体。
カバーをつけることすら野暮に思える、デザイン。
そう、本来私はああいったスマホを求めていた。

思いは昨年12月まで遡る。
旦那名義のガラケーMNPにて機種変更することとなり、その際iPhone5sにするとの話があった。
内心iPhone5sへの憧れを募らせていた私は「いいな、いいな」と騒いでいたが、いざ店頭にて説明を聞いた結果、「どうやら5cの方が安く入手出来そうだ」と言い出し、「5cで良ければ、今あなたが使っているiPhoneと交換しても良いよ」とのご提案。
その時は「出来れば5sがいいんだけど…」と思っていたものの、自己負担ゼロで5cと交換出来るならばそれはそれで悪くない。
「だったら、ブルーがいいな♪」とあっさり取引に応じた私だった。
旦那は「ブルー?ブルーでいいの?」と確認したが、あの5色の中ではブルーが一番好きだったし、その上からイエローのカバーを被せるのも悪くないな…と本気で思っていた。
だから、いよいよ旦那が機種変更をするとなった日には期待に胸を膨らませたし、しかも旦那からは「本当にブルーでいいんだね?」と電話で確認される始末。
決してiPhone5に不満はないものの、新しいモノ好きとしては願ってもない話だったのだ。

…しかし、世の中そうは甘くなかった。
結論から言えば、旦那が選んだのはiPhone5のブラックスレート。
しかも当初予定していた16GBから32GBにアップしていた。
ショックだった。
私の中では「ブルーの5c」が手に入るものと確信していたし、まさか土壇場でひっくり返るとは夢にも思わなかったからだ。
もっとも、「32GBも必要ないから」という理由で私の16GBとの交換に応じてくれたので、長い目で見ればこれで良かったのだろう。
頭では分かっていても、未だにショックは抜けていない。
そうでなければ、店頭に並んだiPhone5cに心を乱される筈もない。
二度と手に入らないとわかっているだけに、ブルーの可愛らしさが切なく光るのだ。

そんな私の気持ちを知ってか知らずか、某キャリアの販売員が話しかけてくる。
「iPhone5cは如何ですか」
まだ購入してから1年足らずであることを告げると、あっさり販売員は引き下がった、
ま、端から購入予定はなかった訳だし、仮に機種変更するとするなら素直に5sを選ぶだろうけど。