オオカミの遠吠え通信

限りなくブラックに近いグレー。

人の振り見て、我が振り直せ。(駄)

常々疑問に思っていたことがある。
不快に思っている、と言った方が正確かもしれない。
私は時折「ファンブログ」と呼ばれるものを閲覧することがあるが、時折「ファンだったら当然知っていますよね」的な表現が見受けられる。
その人のファン歴がどの程度であるかは知る由もないが、少なくともファンたるもの応援するアイドルの情報(必ずしも事実とは限らないだろうが)はきちんと把握すべきと考えておられるのだろう。
それはそれで構わないのだが、必ずしもそうした情報を入手出来ないファン(だからと言って熱量が低いとは限らない)を揶揄するような表現は同じファンとして如何なものか。
かくいう私も過去の言動等は殆どチェックしていないし、むしろどうやって彼らのエピソード等を調べ上げているのか不思議で仕方ない。
その気になれば誰でも出来ることとは到底思えないし、それ以前にGoogle等で検索される結果が全て事実とは限らない訳だし。
それでも、そうした情報(真偽の程は別)をファン歴の浅い人間の為に開示してくれるならまだいい。
「ファンだったら当然知っている」の一言で切り捨てられた時の、何とも言えぬもやもや。
だったら書くなよ、と半ば本気で怒鳴ってしまう。

ところで、私は30年近くt-sqaureのファンをしているが、正直彼らの「裏情報」など殆ど知らない。
聞いたところで「へぇ、そうなんだ」と感心することはあれど、知らなくても不自由しないし。
勿論、「裏情報」を提供する人たちが妙な優越感に浸ることはまずない。
「如何にマニアックな情報を握っているか否か」で「ファンとしての熱量の高さ」を量ることもないのだ。
当然といえば当然だが、そうでない世界が存在するのは事実であり、うっかりそうした世界に足を踏み入れた私にとっては非常に居心地が悪い。
心の中に何処か醒めきった部分があり、それ故熱狂しきれないのだ。
そのこと自体に後ろめたさを感じたことはないが、それでも「ファンなら知っていて当然」と言われた日には「それは違うでしょ?」と詰め寄りたい衝動に駆られる。
もっとも、そうした言動を繰り返す人は「所詮、その程度」の人。
反面教師として、自らの言動を顧みるようにしている。