オオカミの遠吠え通信

限りなくブラックに近いグレー。

ネズミ色に惹かれる日々

最近グレーを身に着ける機会が多くなった。
自覚はないが、疲れているのかもしれない。
色合いは俗にいう「ネズミ色」で、ある種の人たちには「ダブルパーカーの色」と言った方が伝わるかもしれない。
何れにせよ、あまり多用したくない色ではある。
もともとグレーは不得手な色で、好んで着ることはなかった。
これがグレイッシュな色となれば話は別で、ほんの少し濁った色味を好んで着ていた時期もある。
ただ、グレーそのものとなると今一つ魅力を感じなかったばかりか、自分自身似合わないと思っていた。
それよりはベージュの方がしっくりくるし、事実、そればかりを好んで着ていた時期もある。
その私が、ネズミ色(もしくは伝説のダブルパーカーの色)に惹かれている。
無難な色ではあるが、それ故不安な気持ちが自分の中にある。
ところで、近頃のお気に入りはグレーのカラータイツである。
実はカラフルなカラータイツが大好きで、時折赤や黄色、オレンジ辺りを穿くこともあるが、昨年辺りよりグレーに目覚めてしまったのだ。
といっても、マットなグレーじゃ物足りない。
私が好きなのはラメの入ったグレーだ。
同様に黒も持っているが、流石にこちらは華やかな印象で、時に気後れしてしまうことも。
その点、控え目ながらも自己主張するグレーは意外に合わせやすく、重宝している。
思えばこの頃よりグレーに対する抵抗感が薄れていた訳だ。
色彩心理の書によれば、グレーを身に着ける時は心身共に疲れていることが多いそうな。
無意識のうちに癒しを求め、その象徴がグレーという訳か。
それならそれで構わないが、週末毎にグレーというのもどうかと思う。
尤も、グレーを取り入れるのは専らトップス。
休日ぐらいリラックスしたいといった意思表示と思えば、決して悪くはないか。