オオカミの遠吠え通信

限りなくブラックに近いグレー。

「黒」に拘る私。

黒の携帯電話を所持する人は、他人に見られることを極端に嫌がると聞く。

「見る」といっても着信履歴をチェックするのではなく、ただ待受け画面を確認する程度のことなのだが。

「きっと人に言えない隠し事があるんでしょうね」とその人は笑っていたが、実際のところはどうなのだろう。

というのも、青みがかった緑色の携帯電話を所持する私もまた、誰かに見られることを極端に嫌がる一人だからだ。

正直隠すべきことなど何一つないが、それでも中身をチェックされることには耐えられない。

無神経な人が勝手に弄る可能性が高い時は予めデフォルトの画面に戻しておく程だ。

と、ここで気づいたことがある。

実際には購入しなかったのだが、携帯電話選びの選択肢の中には必ずといっていいほど黒が含まれている。

実はiPhone購入時も希望カラーは黒。

在庫がなかったので、白を選んだに過ぎない。

(「カバーをつけるから、色は関係ないですよ」の一言で決意した)

いずれ買い替える際には黒を選ぶ予定でいる。

…どうやら「黒」は秘密主義の象徴らしい。