オオカミの遠吠え通信

限りなくブラックに近いグレー。

歪んだ正義感。

「上から目線」の人が増えている気がする。

自身には何ら落ち度はなく、改めるべきは常に他者であると考える人が。

当然、「己の常識」からは考えられないような行動をとる人は「非常識」であり、己の意見に賛同出来ない人もまた「常識を知らない愚か者」である。

その自信は何処から来るのか甚だ疑問であるが、何れにせよ、彼らにとって「自身がルールブック」であり、何事においても己の主義主張が優先する。

自己評価の低い、協調タイプの私にすれば羨ましい限りだ。

もっとも彼らの出没先が専らweb上であることから、実生活での評価は(本人が思うほど)高くはないのだろう。

否、web上ですら評価されないのが現状か。

それはともかく、近頃「妙な正義感」を振りかざす輩が増えた気がする。

自らの立場は明らかにせず(無論、自己保全の為だ)、何らかの事由で狡さ(法の盲点をくぐり抜け、不等に利益を得ている等)を見せた者がいれば徹底的に攻撃する。

まるで「お前だけが良い思いをするなんてズルイ」と言わんばかりに。

あまりの見苦しさに、思わず目を背けたくなるのは私だけではあるまい。

その行為自体は許し難いが、だからといって口汚く罵っていいかといえばそれは違う。

反面教師として自身を戒めるならまだしも、歪んだ正義感を振りかざして(無神経に煽るマスコミ同様)ここぞとばかりにバッシングに走る行為は己の品格のなさを露呈させるだけだ。

与えられた情報を鵜呑みにするだけなら誰にでも出来る。

事実を確認するだけの術を持たない以上、いたずらに相手を非難する行為は慎むべきではないか。