オオカミの遠吠え通信

限りなくブラックに近いグレー。

掌を返す人

「怪物くん」であったことが評価されたらしい。
ある雑誌記事での話だ。
現時点では記事を読んでいないし、どういった点が評価されたかはわからない。
ただ、四回(!)も映画館に足を運んだ私としては嬉しいニュースだった。
他方、年齢不詳なキャラクターに否定的なファンも多い。
言い方は悪いが、過去に彼が演じた役柄を引きずるあまり、それ以外の役柄(お世辞にもクールとは言い難い)が受け容れられないのだ。
それはそれで良い。
一ファンとして幻想を重ねることは誰にも責められないし、同様の思いを抱えた者同士がコミュニティを形成していることも知っている。
よりにもよって、映画の封切り日当日に「現在の彼」(映画「怪物くん」のこと)を否定するような記事をアップし、サトシックである私の神経を逆撫でしたことも。
そういった意見もある…と読み流せば済むことだが、結果が出なければ次がないことを思うと悲しくなってしまった。(この記事が切っ掛けで、「怪物くん」にのめり込んでしまったのだが)
で、雑誌記事の話である。
どうやら今年一年輝いていた男としての評価を受けたようだが、当然それは「怪物くん」であり続けたことに対する評価。
一部ファンが望むような、クールな姿ではない。
しかし、彼が評価されたことは事実であり、怪物くんに否定的な層にとっても誇らしいことなのだろう。
そりゃ掌を返したように褒め称えていたっけ。
苦虫を噛み潰したような思いで記事を読んでいた私にすれば「何を今更…」なんだけどね。
恐らく彼らには「怪物くん」の魅力などわかる筈もなく。
所詮子供向け…といった先入観を捨てた所にあの映画の魅力があるのだが。