オオカミの遠吠え通信

限りなくブラックに近いグレー。

侮れない。

具体名は敢えて伏せるとして。



それは、あるアイドル雑誌に掲載されたインタビュー記事。
よくあるパターンで、予め用意された質問(50問近くあった!)にタレントさんが答えるもの。
どうせ自己演出を意識したものだろう…と期待もせずに読み進めていたが、ある発言を読んだ瞬間にそれが偏見であることに気づく。
どんなに自己を演出しようとしても、その演出の方法からにじみ出る“本質”からは逃れられないのだと。
で、その方の話に戻ろう。
私がその方に対して抱いた印象は「穏やかで、保守的で、争いごとを好まない平和主義者」だった。
決して自分を主張せず、求められるままに演じられる人。
本気でそう思っていたのだ。
しかし、何気ない言葉の端々に漂うのは外見からは想像もつかない程の意志の強さ。
「穏やか」に見えたのは「他人は他人、自分は自分」を貫き通しているから。
「自己主張をしない」のはその必要を感じないから。
良くも悪くも、自己演出をしない人なのだ。
(タレントとしてどうよ?と突っ込みたくもなるが)


たかがインタビュー。されどインタビュー。
例え自己演出の手段であっても、侮れないものがある。