オオカミの遠吠え通信

限りなくブラックに近いグレー。

苛立ち。

久し振りにある書店に行く。
レイアウトがかなり変わっていて、何処にどの書物があるのか、皆目わからない。
案内板すら見つけられず、内心苛立ちを覚える。
それでもどうにか目的の書棚を見つけ、めぼしいものを探してみる。
瞬間、私の中で激しい違和感が芽生えた。
それって言い訳に過ぎないんじゃないの?、と。

その書棚には心理学関連の書籍が並んでいた。
専門的なものには背を向け、どちらかといえば一般向きの平易な書を探す。
最近の傾向なのだろう、少し過激すぎるタイトルが私の心に突き刺さる。
いや、違う。
人の心はそんなに単純じゃないのだ。
怒りにも似た気持ちが湧き上がり、慌てて踵を返す。
こんなことは初めてだ。

改めて私は考える。
世の中には「完全な人格」など存在しない。
何らかの形で欠陥があり、何らかの形で補われている。
それが人間関係じゃないのか。

言葉も、気持ちも、未整理状態のまま、ここに敢えて記してみる。