オオカミの遠吠え通信

限りなくブラックに近いグレー。

片耳ピアス。

大阪にきてから、間もない頃の話。
心斎橋筋を歩いていたら、偶然「ピアスの穴開けができる」皮膚科を発見した。
病院の名前も覚えていないし、今も心斎橋筋に存在するかどうかはわからない。
ただ、その時の私は「もしかしたら・・・」という淡い期待を抱いていた。
というのも、私のピアス穴は左耳だけであり、できれば右耳にも穴を開けたいと思っていたのだ。
多くの女性がそうであるように、当初は両耳にピアス穴を開けていた。
ところが、1週間ほど過ぎた頃に急に右耳だけが炎症を起こし、以来左耳だけにピアスをつけているのだ。
当然、穴はふさがっている。
わざわざ皮膚科の門を叩いたのは、金属アレルギーでもないのに炎症を起こした理由が知りたかったからかも知れない。
で、診察をしてくれたのは如何にもベテランと言った感じの年配の医師だった。
新しいピアスは30分ほど消毒液に浸したもので、手入れさえ怠らなければ大丈夫だと医師は断言した。
しかし、右耳はやはり化膿した。
原因はわからないが、恐らく何らかの抗体ができてしまったため、右耳にはピアスができないのだろう。
医師のアドバイスもあり、今日まで左耳のみピアスを楽しんでいる。