オオカミの遠吠え通信

限りなくブラックに近いグレー。

そうだったのか。

かつては通販化粧品を利用していた私が、今はわざわざデパートに出向き、カウンターで化粧品を購入する。
当然、世間話をする。
それが疎くて、通販を利用していたのに。

他のメーカーはわからないが、今使っているメーカーに限って言えば、彼女たちはヘビーユーザーであり、自分たちの経験に基づいたアドバイスをしてくれる。
これは大きい。
例えば乾燥が気になるといえば、自分はこうしているとアドバイスしてくれる。
シミが目立ってきたと嘆けば、いや気にすることでもないと言ってくれる。
他人が聞いたら「何だ、その程度かよ」の言葉が、不思議に私を穏やかにする。
ある種の魔法だ。
そう、私は魔法をかけてもらうためにカウンターに足を運ぶのだ。
毎日「綺麗だよ」と言われる女性は本当に綺麗になるのだという。
それに近い魔法を、私はカウンターでかけてもらう。