オオカミの遠吠え通信

限りなくブラックに近いグレー。

「私は美人」

たまたま書店で立ち読みして、くすっと笑えた本。

著者は酒井順子さん。

さらっとした文章が心地良く響く。

で、テーマは美人。

それこそいろんな美人が出てくるのだが、思わず「よくぞ指摘してくれた!」と感じたのが一重まぶたに触れた部分。

そう、誰も敢えて触れなかったけれど、彫りの浅い、如何にも日本人顔の女って案外皺が出来にくいのよね。(笑)

私、典型的な一重まぶたで、ついでに彫りもかなり浅いです。

化粧次第で化ける顔ですが、下手にテクニックを覚えると素顔で歩けなくなる顔でもあります。

(いや、冗談抜きで「別人」になります)

若い頃はそれがいやだったけど、本当に30代後半から「一重で良かった!」と思うようになりました。

・・・という話じゃないな。



私は酒井順子さんのことをあまり知りませんが、軽めの文体の裏には人並み以上の「冷酷な観察力」があるとにらみました。

ただ、それをストレートに出すのではなく、天性のユーモアで包み込んでいるような、そんな印象です。

だから、美人について触れても嫌味にならない。

気分転換に買ってもいいかな?