オオカミの遠吠え通信

限りなくブラックに近いグレー。

espresso

絶縁

もう友達ではない 冷たく言い放ったのは貴方の方 これで縁が切れる 安堵したのは私の方そうして別れた二人だ 今更何を話すと言う? 友達ならまだしも 単なる顔見知りに過ぎない貴方に着信拒否の意味すらわからず キミはおかしい、と言い張る人よ なるほど貴…

あなたにとって不快なことは。

あなたにとって不快なことは、相手にとっても不快なこと。 例えそれが相手の仕事であっても、剥き出しの憤りは互いを不快にする。 だったら、駆け引きをしようよ。 単なる仕事の一環ではなく、あなたの為に動きたくなるように。 あなたがそうであるように、…

あの頃、病んでいた私に。

何を悩んでいたのだろう? 何を抱えていたのだろう? 写真の笑顔は何処か引きつり 翳りすら感じられる何かに憑かれたように浮かれていた 私だけではなく あの頃出逢った人は皆何処か病んでいて そして壊れていた楽しかった筈のひと時 その瞬間を切り取った画…

痛みに鈍感な人には。

傷付き易い心の持ち主にも、他人の痛みに気付かぬ人はいる。 まして傷付くことを知らないあなたが痛みに鈍感なのは、或る意味当然のこと。 ほんの少し想像力を働かせれば誰かを傷付けた事実に気付く筈なのに。 求めることは虚しい。 伝えることはもっと虚し…

惜別。

去りゆくあなたの背中に 伝えるべき言葉はない 私の中で燻る思いが今にも溢れ出そうとしていたとしてもあなたにはあなたの思いがあり 私には私の思いがある 時にそれは交わり 時にそれは大きなうねりとなるけど今のあなたは扉を閉ざし 私の知らない何処かへ…

沈黙は金。

もしもあなたが泣いていても きっと私は気付かぬ振りをする ハンカチぐらいは差し出すべきだろうけど それでも私は気付かぬ振りをする目の前にあなたがいて 突然涙をこぼしたならば 私は黙ってあなたを見つめる 涙を拭くハンカチを差し出しながらやがてあな…

闇に葬る。

きっとそれは故意ではなく、 ちょっとした不注意が原因で起きたトラブル。 きっと私が伝えなければ、 当事者すら気付かない、些細なトラブル。憤りの気持ちはあっても、今更伝えたくない。 一度傷ついた心は、そう簡単に修復されないから。 「悪気はなかった…

四十五歳の原点。

確実に衰える肉体。 一時よりはましとはいえ、無理の利かない体。 時折ぼやける視界。 頑なになりがちな心。 年齢を重ねる度に人は熟すものではなかったのか。 過ぎ行く若さを惜しみつつ、絶望だけが広がる日々。 こんな大人になるために今日まで生きてきた…

森林浴。

きっとあなたが思う以上に、相手はあなたを好いてはいない。 多分あなたが思う以上に、相手はあなたを嫌っていないように。人の心は闇の中、当人ですらわかりかねる。 まして他人の私にとって、そこは手探りで彷徨う深い森。 ひんやりとした空気は刺激的でも…

「嫌い」という名の差別。

私は「あなた」が嫌い。 何処が嫌いかといえば、その喋り方が苦手。 眼鏡の奥の細い目が苦手。 少し厚めの唇が苦手。 低いトーンの声色が苦手。 とにかく“存在そのもの”が苦手。 それは「あなた」の責任じゃない。 強いて言うなら、私の身勝手。 それでも私…

閉ざされたドア。

土足で踏み込む不届き者が許せないから 私は心を閉ざす 時に頑なに 時に強固に土足で踏み込む不届き者にはそれが見えない 見えないからこそドアを叩く 懲りもせずに 何度も何度もやがて心は鎧を纏い 造花の笑顔で応戦する “漸くドアが開かれた” 不届き者は勝…

視線を遮るもの

それは一時の感情 知らず知らずのうちに染みついた先入観 自身が全てと信じる心 無意識のうちに他人を見下す気持ちほんの少し視線を逸らすだけで いつもと違う光景がそこに広がる筈なのに踏みにじられたプライド 癒しきれない痛み 複雑に絡み合った想い 身動…

疑問符。

極刑が下れば、それで満足ですか 癒しきれない傷口が、少しは塞がりますか感情のままに言葉を投げつけ、 不甲斐ない司法に苛立ちを隠さない そんな姿を見る度、何故か私は悲しくなります極刑が下れば、いつかは執行されます 仮にそれが間違いであったとして…

粉雪

言葉に出来ない蟠りが心の奥に降り積もる 音も無く静かに それは粉雪に似て 程無く消えてしまうものだけれど 癒されない想いはいつか根雪と化し 容易に払拭出来ない不信感へと変わるそうして心は閉ざされる粉雪は降り積もる きっと全ての人の心に

Scapegoat

現実が重すぎると眼をそらしたくなる 平和ボケと笑われても 現実から眼を背けたくなるそうしてヒーローは誕生する狂喜乱舞する者 醒めた視線を送る者 知らず知らずのうちに踊らされる現実流されるか もがき続けるか私たちは踊り続ける 誰かを犠牲にしてまで

寛容。

私に余裕があれば、あなたの良い面を見ることが出来る。 私に余裕が無くなれば、あなたの悪い面ばかりが目につく。あなたを変えることが不可能な以上、私が我慢するしかない。 伝えることが無意味な以上、私が沈黙を守るしかない。言葉にしなくとも伝わるも…

それでも、人を憎むべからず

私たちは人間に過ぎない 私たちは愚か者に過ぎない 私たちは感情の動物に過ぎない私たちに「人」は裁けない煮えたぎる憤りを封じ込めることはできない だから私は肝に命ずる それでも、人を憎むべからず

違和感

自分が、ではなく 相手がどう感じたか 決して束縛ではなく 少し意識すべきこと ただそれだけのこと あなたには資格がない 人の道を説くことも 信仰をかたることも

狂気。

誰の心にも潜んでいる 暗くて湿った洞窟 何人も踏み入れることがなく 私ですら入ることを躊躇う 狂気は他人事ではない あなたの中にも 私の中にも 確実に巣を食っている だからこそ、私たちは目を背ける 異常な心理、と目を背ける 今こそ自身を見つめる機会…

空回り

その悲しみを共有したい その苦しみを共有したい 発せられた言葉は空回り あなたの心を逆撫でしただけ 無神経な人 あなたがそう感じても仕方がない 言葉は宙を舞い 悪戯に傷つけただけ 届かない思いを嘆くより 伝わらなかった事実を受け止めよう あなたには…

無駄な抵抗。

多少のことは呑みこめる 不快感はお互いさま 私の言葉があなたを突き刺すように あなたの言葉も私を逆なでする それでも悪意がないから 私は受け入れられる それでも悪意がないから あなたは何も言わない でもね 生理的に受け付けない、そんな言葉もあるの …

それは常識ではないのか

ここにナイフがある このナイフで手首を切れば そこから血が流れる そこから痛みが生じる だから、ナイフで手首は切らない ここに包丁がある この包丁で誰かを刺せば そこから血が流れる そこから貴方は犯罪者となる だから、誰かを刺したりしない 伝えなけ…

私の中の「狂気」

「狂気」は眠っている 私の中にも あなたの中にも ただ「彼」は静かに眠るだけ ただ「彼女」は時が来るのを待つだけ

遠い日の出。

失ったものと引き換えに 運気が好転するなら そう思い続けることで いつかは日の出が来るだろうか

言霊。

言葉には魂が宿るという 高圧的な物言いには傲慢な魂が 控えめな物言いには謙虚な人柄が 故に人は仮面を被り 故に人は自己を偽る 隠し切れない本質が 言葉を介して露呈する

憎しみは癒えない。

あの日あなたが投げつけた言葉を、私は決して忘れない。 あなたにとっては些細なことでも、私は決して忘れない。 私が流した血の涙を、死ぬまで抱えて生きていこう。 私が受けた敗北感を、死ぬまで抱えて生きていこう。 過去を脱ぎ捨てれば、きっと楽になれ…

鬱の日々。

光は届かない 固く閉ざされた扉 開かれることの無い窓 静かな闇だけがここにある 声は届かない 聴くことを捨てた耳 見ることさえ忘れた眼 何もかもが拒絶された空間 私は途方に暮れる 閉ざされた空間はあまりにも静かで 生きる気力さえもが奪い去られてしま…

象の尻尾。

あなたの髪に触れたところで あなたが見えるはずもなく あなたの耳に囁いたところで あなたがわかるはずもなく この手を伸ばせばあなたがいるのに 私には何一つわからない あなたが何者なのか あなたが何故生きているのか まして明日のことなど 見えるはずも…

きっと異端児なんだろう。

あるコミュニティがあって。 そこに集うのは気心の知れた人ばかりで。 とにかく楽しくて。 とにかく居心地が良くて。 でも、私たちは忘れていたんだ。 そんな私たちを、遠くから眺めている人がいることを。 私たちが知らず知らずのうちに発する「オーラ」が…

覚書。

いつか書くことに疲れたら、潔くブログを停止しよう。 いつか書くことが苦しくなったら、潔くブログを閉鎖しよう。 それまでは己と対峙し、己との対話を楽しむことにしよう。 読まれることを意識しつつも、自分のために書き記そう。 いつか打つことに疲れて…