オオカミの遠吠え通信

限りなくブラックに近いグレー。

cocoa

鎮魂歌。

悲しい思いもした 苦い思いもした そうして、全てが終わった これまで以上に苦い思いをするかもしれない これまで以上に悲しい思いをするかもしれない それでも、もう頑張らなくてもいいのだから 明日になればまた厳しい現実が牙を剥く せめて今夜は心穏やか…

カレーライス

今日はカレーライス 理由など何もなくて ただ、そんな気分だから 今日はカレーライス 少しだけ野菜を買い足して 少しだけ肉を買い足して ただ、それだけだから 明日の笑顔も 昨日の涙も 何もかも放り投げたい ただ、そんな気分だから 今日はカレーライス 材…

一期一会

偶然は必然 出会うべくして出会う

一番大切な日

大きな波 小さな波 流せるもの 流せないもの 夫婦の数だけ涙があり 夫婦の数だけ笑顔があり きっと、そんなものなんだ

言葉

何気ない言葉に時に傷つき 悪意の無い言葉が誰かを傷つけ 幾重にも重ねた言葉は それでも真実を伝えることも無く 余りにも曖昧 余りにも無力 手探りで言葉を選び 手探りで言葉を受け止める いかなる言い訳もしまい いかなる弁解もしまい 例えそれが誤解であ…

浅き夢見し。

希望の灯が消えてしまった。 それも、仕方のないこと。

人混みは心が安らぎます 何も考えません 言葉も必要ありません 只歩けばいいのですから ここを歩く時は 心を空白にしています 私は何処にもいません 抜け殻が歩いています だから誰かに足を踏まれたり 突き飛ばされたりされても 少しも気にならないのです こ…

硝子の肖像

耳をふさぐがいい 眼を伏せるがいい 少女よ お前の幸福は何も知らないこと ただ憧れるがいい ただ夢見るがいい 果てしない幻想がしばしお前を酔わせる 大人たちは高らかに笑うだろう だが少女よ 耳をふさぐがいい 眼を伏せるがいい やがて時がお前を変えてい…

ピリオド

そして、あなたは去っていく 理由を聞くほど野暮じゃない 黙って見送るだけ 縁があれば、また会えるから

言葉の声。

言葉の声を聴かないものは何も聞こえない 言葉の顔を見ないものは何も見えてこない 言葉の裏に隠されたものを汲み取らないものは 何一つそこから感じ取ることができない

言葉の。

言葉の重さを知らない者は 言葉を道具にする 言葉の痛みを知らない者は 言葉を武器にする 言葉の匂いを知らない者は 言葉に心がない

宣戦布告

叫ぶことは易しい 戦争は嫌だ 我々の手に平和を と 歌うことは易しい 怒ることは易しい 楽にならない生活 全ては政治の責任 と 歌うことは易しい これでいいのだろうか 人々は叫び 怒り そして歌い 何が変わるというのか 私には何も無い 叫ぶ心も 怒る言葉も…

戻らない言葉。

言葉は戻らない 一度発してしまえば 私の手を離れてしまう 言葉は戻らない 例え意図したものでなくとも あなたの心を抉っていく あなたの心が抉られていく 言葉を紡げば紡ぐ程 伝えたい何かが置き去りのまま 言葉は戻らない 一度発してしまえば あなたの心が…

最期

星が流れるごとく 嵐の中で 草が倒れるごとく

難産(一九九一)

鏡の中で貴女が笑う 最初はぎこちなくとも それが自然に変わる その時こそ貴女が輝く時 さあ笑ってみようよ 貴女の人生だもの 自分の手で染め上げないとね

悲しみ

裸の胸を幾度叩けば 貴方の心に届くのだろう

泥酔

貴方が何を思っているのか 貴方が何を求めているのか 少しの努力と観察力があれば 探ることはできる それでも私は 貴方を理解できないだろう 例え私が男性であっても 例え貴方が女性であっても 貴方は私で在らず 私は貴方で在らず 周知の事実が何故か悔しい …

イヴの夜に

安らぎはありますか あなたの心に 信仰は生きていますか あなたの心に 悲しみを受け入れ 憎しみをも受け入れ それでもなお赦す気持ちが あなたにありますか あの日あなたは洗礼を受けた 今でも満ちたりた思いで空を見上げていますか (10年前にクリスチャン…

生きています 命があります 与えられた時間があります でも死んでいるのです これ以上の復讐を私は知りません 生きています ただそれだけで罪なのです ただそれだけで悲しいのです 或る者は禁欲的に 或る者は悦楽的に 存在理由がつかめないまま 闇夜を彷徨い…